車のエンジンがかからないときの原因は?【症状で解説】

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「車のエンジンがかからない…」

「エンジンがかからないとの原因は?」

このような疑問にお答えします。エンジンがかからない原因はたくさんあるので、エンジンの症状でから解説します。

車のエンジンがかからないときの原因は?

エンジンが回るor回らないによって、エンジンがかからない原因は違ってきます。

エンジンがまわらないエンジンは回るけど、かからない

原因



1.バッテリーあがり
2.スターターの故障
3.ハンドルロックがかかっている
4.シフトレバーがPレンジ以外になっている
1.スパークプラグのかぶり
2.燃料ポンプの故障

まずはエンジンが回らない場合を説明します。

エンジンが回らない場合:バッテリー上がり

バッテリーが上がってしまうと、エンジンはかからないです。

エンジンをかけるときの流れをざっくりいうと、

エンジンをかける→バッテリーからオルタネーターを動かす→オルタネーターがエンジンを動かすになるので、バッテリーが上がってしまうとエンジンがかからないです。

たとえば「カチカチカチ」と言う音はする、鍵が開かない、メーターランプが点灯しない、エンジンONにするとメーターランプが消灯するといった症状があれば、バッテリーが上がっている可能性大です。

バッテリーを交換するか、充電してください。

エンジンが回らない場合:セルモーターの故障

セルモーターが故障しても、エンジンは回らないです。

エンジンをかける流れで、バッテリーがオルタネーターを動かし、オルタネーターがエンジンを動かすと説明しましたよね。

エンジンを起動させるオルタネーターが故障してしまえば、当然ですが、エンジンは動かないです。

オルタネーターの交換が必要になります。

エンジンが回らない場合:ハンドルロックがかかっている

操作ミスになりますが、ハンドルロックがされているとキーが回らないのでエンジンをかけれません。

ハンドルロックは、盗難防止を目的につけられた機能で、エンジンがかかっていない状態でハンドルを動かそうとするとハンドルにロックがかかり、キーが回らない状態になります。

ハンドルロック機能は「ハンドルを左右どちらかに回しながら、エンジンキーを回す」ことで解除できますので、慌てずに操作してください。

エンジンが回らない場合:シフトレバーがPレンジ以外になっている

これも操作ミスですね。シフトレバーがPレンジ以外になっていると、エンジンは回らないです。

慌てずに、シフトレバーをPレンジにしましょう。

つづいてはエンジンは回るけど、かからないの例です。

エンジンは回るけど、かからない場合:スパークプラグのかぶり

スパークプラグの火花が出ないと、ガソリンが燃えないのでエンジンを動かすことができません。

バッテリーやオルタネーターは正常なので、エンジンはかかります。だけど、エンジン内に火花を飛ばすスパークプラグが点火しないので、エンジンがかからない。このような状態です。

スパークプラグは走行距離が2~3万kmが交換時期ですね。

エンジンは回るけど、かからない場合:燃料ポンプの故障

燃料ポンプが故障すると、エンジンにガソリンが送られません。エンジンにガソリンがなければ、エンジンを動かすことができないですよね。

燃料ポンプの交換が必要になるケースはまれで、ほとんどが運送業用の車両です。燃料ポンプの交換が必要となる目安の走行距離が7万~10万kmですので、一般ドライバーの方は燃料ポンプが故障することはレアだと思っていいですよ。

まとめ:エンジンがかからない原因は複雑なので、専門家に相談しましょう

エンジンがかからない原因をまとめた表はこれでした。

エンジンがまわらないエンジンは回るけど、かからない

原因



1.バッテリーあがり
2.スターターの故障
3.ハンドルロックがかかっている
4.シフトレバーがPレンジ以外になっている
1.スパークプラグのかぶり
2.燃料ポンプの故障

ご覧の通り、エンジンがかからないだけでも多くの原因が考えられます…

困ったときは専門家に相談するのが一番だと思いますよ。

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